受理年月日 | 平成15年5月30日 | 受理番号 | 陳情15-29 |
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委員会付託日 | 平成15年6月6日 | 付託委員会 | 区民文教 |
委員会審査日 | 平成16年3月1日 | ||
議決年月日 | 平成16年3月22日 | 議決結果 | 取り下げ 全員賛成 |
陳情15-29 台東小学校存続についての陳情 陳情15−29(写) 台東小学校存続についての陳情 平成11年11月、台東区立小中学校適正規模適正配置審議委員会より答申案が提示され、本校では、直ちに「台東小学校の存続を願う会(会長 故 牧田 孝太郎氏)」を立ち上げ、平成12年2月10日に3956名の署名を添えて区長、教育長、区議会議長宛に陳情書を提出致しました。以後、区議会・区民文教委員会で継続審議となり、今日に至っております。 台東小学校は現在、小規模校ではありますがその長所を活かした特色があります。全校生を縦割りにした異学年交流や心身障害児のひまわり学級生との交流を通じて、人はみんな違うのだ、お互いの違いを認め合い尊重しあって本当の心のやさしい、人間性豊かな児童が育まれております。ここ何年もイジメや不登校がありません。また教員も児童もお互いに顔と心が分かりあっております。さらに小規模校故に、学芸会・学習発表会・運動会などあらゆる場面で一人一人の児童が主役として出番があり居場所があるなど実に特色ある心の教育が実践されております。また、前の学校でイジメに遭うなど大規模校では適応出来ないで転入してくる児童(毎年複数人いる)の受け皿となる学校が区内に一校ぐらいあっても良いのではないでしょうか。 もともと当該通学指定区域には適々案の下限基準(150名)を上廻る児童が居住しており、就学前の健康診断では毎年40名前後の児童が訪れております。加えて最近、当該通学指定区域では大型ファミリーマンションが続々と建っており、さらに本校に隣接して15階建てのマンション建設計画があります。この様に平成11、12年当時と今では地域の状況が著しく様変わりしております。今後、児童の増加が見込まれ児童数300名規模に戻るのも夢ではありません。 以上の趣旨をご理解下さいますよう、そして以下の項目について改めて陳情致します。 @上記の理由により適々審議案に基づく「教育委員会の基本方針」を撤回もしくは台東小学校への対応策の削除をお願い申し上げます。そして区内でも希有でユニークな「台東小学校の存続」をご決断賜りますよう伏してお願い申し上げます。 A台東小学校には四十数年の歴史のある「ひまわり学級」があり、校舎を共有する柏葉中学校にも同様の学級があります。それを見込んで台東小学校を選ぶ保護者が居ることにもご留意頂き台東小学校の存続を重ねてお願い申し上げます。 B台東小学校への就学希望、転入希望の保護者が手続きに訪れた際、学区域である台東小学校への就学を積極的にすすめていただけるようお願い申し上げます。 平成15年5月30日 台東区議会議長 堀 江 達 也 殿 |