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陳情02-21 医療用ウィッグや胸部補整具の助成制度創設を求めることについての陳情

受理年月日 令和2年9月1日 受理番号 陳情02-21
委員会付託日 令和2年9月11日 付託委員会 保健福祉委員会
委員会審査日 令和2年10月1日
議決年月日 令和3年3月26日 議決結果 趣旨採択
全員賛成
陳情02-21
  医療用ウィッグや胸部補整具の助成制度創設を求めることについての陳情

陳情2−21(写)
     医療用ウィッグや胸部補整具の助成制度創設を求めることについての陳情
 私は今年1月、乳がんの告知を受け治療に入りました。
 その際、入院、手術、抗がん剤等の高額な治療費以外に治療に伴う様々な出費があることを知りました。その中でも特に高額なのがウィッグでした。がんという病と立ち向かう時にウィッグが有ると無いとでは気持ちが違います。しかし高額なため、闘病生活にはかなりの負担になるものと思いました。
 行政で手助けは無いかと調べたところ、特別区では3区が助成金を出していることを知りました。がん患者は驚くほど多く、つらいがん治療と闘っている患者さんが少しでも気持ちが楽になるためにウィッグの助成金があれば良いと思いました。
 この思いを周りのママ友達に話したところ、皆が賛同して応援してくれました。ここに、チームまごころペンギンというサポートグループを立ち上げ、賛同の声を広げています。
 この度、チームまごころペンギンより、ウィッグや胸部補整具の助成制度を台東区が創設するよう、陳情を提出させていただくことにしました。
要旨
 がん治療中の者の社会生活や就労意欲を応援し、より良い療養生活をおくれるよう、ウィッグや胸部補整具の購入費用の一部を台東区が助成する制度を創設してください。
理由
 抗がん剤(化学療法)や放射線によるがん治療の副作用として脱毛はよく知られています。命に関わるものではありませんが、つらい副作用の一つです。また、乳がんの場合は、乳房を切除するなど外見に著しい変化を伴うことがあります。個人差はありますが、髪の毛が抜けることや、外見の変化は、治療に対する意欲の低下や就労への意欲をそぐものです。特に子供や若者、女性のがん患者への心に与える影響は決して小さくありません。
 また、ウィッグ等の購入は健康保険の適用外であるため、実費で購入しなければならず、家計に、療養生活に大きな負担となっています。
  令和2年9月1日
台東区議会議長
    石 塚   猛 殿