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陳情02-20 コロナ禍を乗り越えるために、PCR検査の抜本的拡充等を求めることについての陳情

受理年月日 令和2年8月31日 受理番号 陳情02-20
委員会付託日 令和2年9月11日 付託委員会 保健福祉委員会
委員会審査日 令和2年10月1日
議決年月日 令和3年3月26日 議決結果 不採択
賛成多数
陳情02-20
  コロナ禍を乗り越えるために、PCR検査の抜本的拡充等を求めることについての陳情

陳情2−20(写)
  コロナ禍を乗り越えるために、PCR検査の抜本的拡充等を求めることについての陳情
 日頃の区民のためのご尽力に敬意を表します。
 都内の新型コロナウイルス感染拡大が深刻です。台東区も家庭内感染により、この間、小・中学校、保育園ほか、児童施設の感染者が広がっています。
 区内の老人ホームに入所している人は、6か月間全く外出できないため、要介護になるリスクもあります。また、リハビリに行くのにバスに乗るのが不安な人は、筋力の低下のリスク、感染を恐れて受診を控える人もいて病状が悪化する可能性もあり、一人暮らしの人はコロナ鬱になるリスクもあります。働く人は感染を持ち込まないため、通勤以外の他の場所への移動を制限されたりしています。区内で感染者が増えているので、公園に行くにも外遊びは工夫して切り上げましょうと、幼稚園で言われる人などがいます。私たちに情報が伝わっていないことや検査が遅いため、不安はぬぐえません。
 感染状況についての情報公開が不十分なため、逆に、不安が差別や分断を生じさせる可能性があります。情報公開がされ、医療、介護、保育、学校、施設などの職員、施設利用者、子どもなどへ定期検査を行い、さらに、希望する人誰もが、いつでも無料で受けられる大規模なPCR検査体制へと、抜本的に拡充することが必要です。
 そうすることで、不安が軽減され、施設での外出も子どもの外遊びも広がります。感染拡大を防止するため、PCR検査を広く行い、無症状の感染者を見つけ出し、保護・隔離させることが大切と考えます。
 台東区には高齢者が多く、不安を抱えながら生活している人も多く、広く検査を受けられ、情報公開がされれば、みんなが正確な情報のもとで行動できます。
 都内の世田谷区や墨田区では、先進的な動きがあります。台東区でも区独自の対策を立ててください。
 以上のようなことで下記、陳情致します。
陳情要旨
1、医療、介護、保育、学校等の職員や施設利用者、子どもなどに対して定期的にPCR検査を実施するとともに、PCR検査を希望する人に対して、いつでも何回でも無料で検査ができる体制を作ってください。
2、感染拡大を防止するために、区民が冷静な判断と適切な行動ができるよう、もっと情報を公開してください。
  令和2年8月31日
台東区議会議長
    石 塚   猛 殿