受理年月日 | 令和元年5月22日 | 受理番号 | 陳情01-10 |
---|---|---|---|
委員会付託日 | 令和元年6月4日 | 付託委員会 | 保健福祉委員会 |
委員会審査日 | 令和元年12月12日 | ||
議決年月日 | 令和2年3月23日 | 議決結果 | 不採択 賛成多数 |
陳情01-10 国民年金で入れる区内での特別養護老人ホーム増設を求めることについての陳情 陳情元−10(写) 国民年金で入れる区内での特別養護老人ホーム増設を求めることについての陳情 日頃の区民の為のご尽力に感謝致します。 台東区は高齢者の人が多く、老々介護は大変なものがあります。 台東区の国民健康保険料や介護保険料は改定する度に上がり、保険料の支払いが生活を圧迫しています。そして更に国民年金の切り下げでは、病気や体が不自由になった時、金銭的に施設に入るのも難しく、「長生きして良かったのか」と考えてしまう人も少なくありません。親の介護のため働くのをやめざるを得ない人、老々介護で共倒れになる人、孤独死の知らせも聞きます。 国民年金は月6万6千円、特別養護老人ホーム施設の入所費用は、13〜16万円前後の所が多く、介護疲労で90代の親を持つある家族は「施設に入れたいが高すぎて入れられない、家でみるしかない」と、自宅でみています。ある一人暮らしの高齢の女性は、脱水症状で入院。退院時、施設を紹介されたが、台東区ではなく千葉県であったのがわかり、「住み慣れた台東区を離れたくない」と訴えました。また、認知症の姉を持つ高齢のある女性は、施設を探したが「台東区内では、ないです」といわれ、紹介された多摩地区の施設に姉を入れ、台東区から多摩まで面会に通った例もあります。 介護の必要な低所得の高齢者が区内に住み続けられず、区外や都外の施設に紹介されていきます。区内で介護できない高齢者は平成27年3月、657人、平成30年3月、837人といわれます。今まで台東区を支えてきた人たちです。安心して台東区で老後の生活ができることを希望します。介護をする人もされる人も安心できる、国民年金で入れる区内での特別養護老人ホームの増設を求めます。 陳情項目 1、国民年金で入れる区内での特別養護老人ホームの増設を求めます。 令和元年5月22日 台東区議会議長 石 塚 猛 殿 |