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陳情25-35 寿2丁目高層マンション建設計画問題についての陳情

受理年月日 平成25年11月21日 受理番号 陳情25-35
委員会付託日 平成25年11月25日 付託委員会 産業建設委員会
委員会審査日 平成27年2月12日
議決年月日 議決結果 審議未了
陳情25-35
  寿2丁目高層マンション建設計画問題についての陳情

陳情25−35(写)
         寿2丁目高層マンション建設計画問題についての陳情
趣旨
 私たちは、台東区に生まれ、教育を受け、商売や仕事をし、家庭を営む中で、地域の問題に対しても常識ある社会人として対処しようとしています。そしてこれからも、ここでの生活がより安全でより良いものとなるよう努力しています。私たちは、「(仮称)台東区寿2丁目計画」建設予定地の近隣住民と保育園の保護者らで「寿2丁目高層マンション建設問題を考える会」を立ち上げ、貴区議会に以下陳情します。
 現在、建設主「株式会社―――――――――――」によるマンション建設計画「(仮称)台東区寿2丁目計画」は、14階建て、高さ42.94m、敷地面積1,022u、78戸、駐車場19台、延べ床面積6,042uの高層マンションです。
 この計画は、台東区寿2丁目の幹線道路後背地の住宅街の中に、日照とプライバシーを侵害する重大な人権侵害の高層マンション建設計画で、交通安全上も重大な問題があります。
 それにもかかわらず住民の要望に対して、何一つ改善せず、第3回住民説明会でも、住民が全体説明会を引きつづき開催するよう求め、繰り返し台東区を通じて開催要望を伝えているにもかかわらず、話し合いを拒否し、すでに戸別訪問を開始し、年内に強引に着工しようとしています。
 9月から3回住民説明会が行われましたが、1回目から毎回出ている、住民の切実な日影やプライバシーの問題も、交通安全上の問題も何一つ改善していません。
 このマンション計画地の北側には保育園があります。隣接する住民が平穏に生活する環境を脅かし続け、工事予定期間とされている2年間、保育園のこどもたちは、ずっとお昼寝できないことが現実的な問題としてあります。
 本高層マンション計画地は、一方通行の道路の交差点の角地に位置しており、この交差点では2件もの死亡事故があり、日常的に頻繁に交通事故が起きており交通安全上の大きな問題をかかえています。
 こうした重大な問題にも、建築主の―――――――――――は一切答えず、強引に建設を着工しようとしています。すでに、11月11日ごろから近隣住民に電話をし、戸別訪問を開始し、年内着工を強行しようとしています。
要望事項
1、住民説明会の開催について
  住民の意見を、建築計画変更に反映するよう、権限のある建設及び販売責任者が参加した
 住民説明会を開催するよう求めます。
2、日照の確保について
  計画予定地の北側は、0〜3歳児の保育園と戸建ての住宅とアパートなどで、住民が住ん
 でおり、高齢者が多く、乳幼児のいる子育て世代も住んでいます。
  この間の解体工事によって、すでに住民は健康を害しています。
 現在の計画では、高さ42メートルの巨大なコンクリートの壁が敷地北辺ぎりぎりに建設されようとしています。日照が完全に遮られるならば、マンションによる日陰と圧迫感とビル風等によって、北側住民と保育園の乳幼児はもちろん、住宅が密集している周辺住民の心身の健康上に重大かつ深刻な問題がおこります。
 マンションの階数は7階以下とし、形態も階段状として北側の家屋と保育園などに、朝日もしくは午後の日差しを確保し、日照を十分に確保できるよう配慮し、近隣の住民のプライバシーにも十分に配慮することを求めます。
3、交通安全対策の抜本的強化について
  マンションの南側と西側は道路に面しており、この交差点には信号機が無い為、国際通り
 やことぶきこども園方面に向かう車がスピードを出すため、これまでに2件の死亡事故があ
 り、交通事故が頻発しています。
  工事中においても、完成後においても、交通安全対策を抜本的に強化することを求めます。
 以上の要望を区が主体となって解決していただきたく陳情いたします。
                                        以上
  平成25年11月21日
台東区議会議長
   和 泉 浩 司 殿