受理年月日 | 平成21年1月26日 | 受理番号 | 陳情21-1 |
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委員会付託日 | 平成21年2月6日 | 付託委員会 | 保健福祉 |
委員会審査日 | 平成21年2月24日 | ||
議決年月日 | 平成21年3月25日 | 議決結果 | 趣旨採択 全員賛成 |
陳情21-1 台東病院の経営内容の完全公開を求めることについての陳情 陳情21−1(写) 台東病院の経営内容の完全公開を求めることについての陳情 【陳情項目】 台東病院の運営概要並びに経営に関する収支決算書などを完全公開することを陳情する。 【陳情理由】 台東病院は、平成21年4月に、老人保健施設等を併設する区立病院として開院される。 台東区として、今回の区立病院の設立事業ははじめての経験である。又、東京都内でも数少ない事例である。 新聞によると「自治体病院の経営難が表面化している、総務省のデータによると自治体の一般会計からの繰越金がなければ、自治体病院のほぼ9割が赤字。地方財政はどこも苦しく繰入金の工面も限界が近づく中、“お役所体質”の甘い経営が許されなくなっている。『自治体病院は潰れない』という神話はすでに壊滅した」との報道であった。また、自治体病院の移譲、閉院が続いているとも伝えている。 台東病院の開設に関しては、これまでに土地の取得、建物の基礎解体・設計・建設、設備・備品・医療器具の購入などについて、巨額の区費が投じられている。 今後は、健全な病院運営に努め、区の財政に負担をかけないようにしていくことが必要である。 例えば、病院の運営資金等については、補助金などの名目で無償提供するのではなく、貸付とし、利益がでた段階で返済を求めることや、病院経営を圧迫しないためにも区の職員等の雇い入れを病院に求めることをせず、さらに区幹部職員が病院の役員または理事として天下りすることを禁ずることなども必要と考える。 そして、健全な病院経営を行い、長期に安定した経営を続けていくためには、経理内容を積極的に公開し、経営内容の透明化を図っていくことが必要不可欠である。 以上のことから、台東病院の運営概要ならびに経営に関する収支決算書などを完全公開することを陳情する。 平成21年1月26日 台東区議会議長 木 下 悦 希 殿 |