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陳情19-6 台東区のより良い保育を求めることについての陳情

受理年月日 平成19年4月30日 受理番号 陳情19-6
委員会付託日 平成19年6月4日 付託委員会 子育て支援
委員会審査日 平成19年6月13日
議決年月日 平成19年10月31日 議決結果 不採択
賛成多数
陳情19-6
  台東区のより良い保育を求めることについての陳情

陳情19−6(写)

  台東区のより良い保育を求めることについての陳情

[趣 旨]
 今私たちは、未就学児の子を持つ親として、安心して経験のあ髟ロ育士のもと子どもたちを自宅近くの保育園に預けたい気持ちでいっぱいです。
 台東区は、待機児童数が近隣区に比べても少ないと聞いておりますが、預けなければ就業できない親は遠くても預けていることが、実態としてあります。雨の日など天気の悪い日はレインコートを着せ、時にはタクシーを使い預けなければならない実態を皆さんはご存知でしょうか。職員の配置も、経験のある先生と、若い体力のある先生とバランスの良い配置ができるのも、公立でなくてはできないことと実感しています。
 今、国の動向として認証保育所などの公的認定を受ければ運営できる保育園が増えていることは私たちも学んでいます。しかし、子ども1人当たりの設置面積の狭さや、運営のためにすし詰めの保育室、遊び場のないマンションなどの1室を使い経験の浅い低賃金の先生でなくては運営ができず、あってはいけない事故が発生していることは新聞報道などでご存知かと思います。
 働く親として、高い保育料金を払い続けることは大変経済的負担が大きいです。公立保育園の保育料は決して安いものではありませんが、私立などに比べると負担が少なくてすみます。より細やかな料金設定になると大変助かります。
 賃金効率的運営を目的とした保育ではなく、1人の親として安心して保育(教育)を受けられる環境作りをすることが、「子育てするなら台東区」になるのではないでしょうか。
 なお、保育園の在り方について、特に新規事業を始める時などは、利用者である保護者の意見や、実際に保育をしている保育士、保育運営の専門的な知識を有する外部の方の意見を聞けるような機会を作ってほしいと思います。

[陳情項目]
1、台東区は「子育てするなら台東区」の趣旨にのっとって公立保育園を現行の数より増やし、安心して保育を任せられる場所を提供し続けていただきたい
2、認定こども園などを新規に立ち上げる場合、既存の幼稚園・保育園はそのまま残して新園を別に立ち上げ、その際子育ての一部分を担う行政は、経験ある人材を生かし、これからの世代を担う子どもたちに不安のない安心した公立保育(教育)を受けさせていただきたい
3、保育料の負担見直しを行い、より細かな料金体制にしていただきたい
以上

平成19年5月30日

台東区議会議長
木 下 悦 希 殿