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陳情17-30 学童保育の過密の緩和と学童保育を必要とする全ての子ども達が入所できるように増設を要望することについての陳情

受理年月日 平成17年11月21日 受理番号 陳情17-30
委員会付託日 平成17年11月25日 付託委員会 子育て支援
委員会審査日 平成17年12月5日
議決年月日 平成17年12月15日 議決結果 採択
全員賛成
陳情17-30
  学童保育の過密の緩和と学童保育を必要とする全ての子ども達が入所できるように増設を要望することについての陳情

陳情17−30(写)

  学童保育の過密の緩和と学童保育を必要とする全ての子ども達が入所できるように増設を要望することについての陳情

【要望・陳情趣旨】 
 今や子ども達の安全は、地域の方々をはじめ私達大人が守らなければならない時代となりました。また、現在の厳しい社会情勢の中、教育費・社会保障費等の負担増により、家計を維持する上で夫婦共稼ぎの必要性が生じ、学童保育(こどもクラブ)の重要性が問われています。
 このような状況のもと、松が谷こどもクラブは、台東区の中心といわれる地域に位置し、交通の利便さや、新築マンションの増加により継続的に待機児童が出ています。しかも、松が谷こどもクラブでは、定員45名のところ暫定処置として25%増の56名を受け入れており、過密な状態で学童生活を過ごしています。この56名は、6つの小学校から子どもたちが入所しており、大正小学校33名、金竜小学校10名、根岸小学校6名、上野小学校3名、朝鮮第一小学校3名、私立小学校1名と、大変混同した状態です。特に根岸小学校の子どもたちは学童に30分以上もかけて通っている現状です。また台東区でも来館者の多い児童館と併設している為、放課後は140名以上の幼小中高、様々な来館者が訪れ過密状態での生活をしています。
それでも入所希望者は後を絶たず、入会基準を満たしているのに受入枠がないために、たくさんの子ども達が自宅待機として放課後を子どもだけで過ごしています。特に最近では子ども達が犠牲となる誘拐、いたずらなどの犯罪が多くなり、子どもだけでの自宅待機はとても心配で安心して就労出来ません。
 学童保育(こどもクラブ)を必要とする全ての子どもたちが、充実した生活の場所として放課後を健全に過ごせるように、そして、保護者が安心して働き続けることができるために、以下の通り要望・陳情いたします。

【要望・陳情趣旨】
一、過密の緩和、待機児童をなくすために、早急に入谷区民館の会議室を利用したこどもクラブを設置すること、または民間の建物を借り上げてこどもクラブを設置すること。
二、学校の教室を利用しての学童保育を一刻も早く実現すること。

  平成17年11月21日

 台東区議会議長
     実 川 利 隆 殿