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受理年月日 | 平成16年6月3日 | 受理番号 | 陳情16-14 |
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委員会付託日 | 平成16年6月7日 | 付託委員会 | 区民文教 |
委員会審査日 | 平成16年10月4日 | ||
議決年月日 | 平成16年10月26日 | 議決結果 | 取り下げ許可 全員賛成 |
陳情16-14 谷中地区学童保育クラブの拡充・児童館設立についての陳情 陳情16−14(写) 谷中地区学童保育クラブの拡充・児童館設立についての陳情 平素、台東区政、子育て支援にご尽力いただき、ありがとうございます。 谷中地区では、ここ数年来、学童保育の定員超過や待機児童の課題が続いており、子どものための施設の拡充が念願となっております。 平成14年度に私たちが提出しました「児童館設立・学童保育クラブの拡充」についての陳情につきましては、趣旨採択をいただき、ありがとうございました。その後、地域のまちづくりの話合いに参加し、町会やコミュニティ委員会、防災広場の検討会等の地域団体の協力のもと、地域ぐるみで子供たちの育成支援について考え、活動してまいりました。まちの中の子供の居場所、安全対策、多世代との交流の場を求める声が広く寄せられています。 その中で、学童保育クラブ「谷中こどもクラブ」の定員超過によるスペース不足、待機児童の継続、中高学年以上の子供たちの居場所のなさが指摘され、子供たちの健全な発育や安全について以下のような不安と希望があがっております。 谷中地区防災広場整備や防災まちづくり計画、谷中まちづくり整備事業などが検討されている中、ぜひ谷中地区のまちづくりの進展にあわせて、児童館、学童保育クラブの拡充について、具体的対策を盛り込んでくださるよう、切にお願い申し上げます。 ■児童館の機能と場所の拡充 児童館は、幼児や小中学生等の幅広い年齢層の子どもの地域育成を担うコミュニティ施設です。谷中 には様々な年齢層の住民が利用する谷中コミュニティセンターがあり、その一角を児童館的機能として小学生までという制限で、年間3万人の延べ人数が利用しています。 しかし、限られたスペースを学童保育「谷中こどもクラブ」の場所と共有しており、普段はクラブの小学生と一般の小学生でいっぱいで、幼児と一緒に遊ぶことは安全上難しく、幼児の利用は実質午前中にならざるを得ません。小学校高学年以上も遊びづらく、町に中学生前後の子どもたちの居場所が不足しています。池之端の児童館もありますが、谷中からは距離があり、交通上、防犯上不安です。谷中地区内で、多世代の集まる谷中コミュニティセンターを中心にして、児童館機能の拡充をお願いいたします。 ■谷中こどもクラブ(学童保育):日常のスペース不足と待機児童対策を希望 学童保育クラブは、福祉施設として、就労等で放課後子どもをみられない親にかわり、第二の家庭として、食事・休養・学習のスペースと遊び、仲間づくり、育ちの場を提供するものです。谷中コミュニティセンターの一室(約90u)に谷中こどもクラブがあります。同クラブは当初定員30名でしたが、要望が多く、3年前に40名に増え、現在、定員30名用の施設のまま、25%増の定員弾力化以上の50名がぎゅうぎゅう詰めで毎日を過ごしています。ホール等、児童館機能部分も併用させていただいていますが、一般のこどもの利用も増えており、過密化が進んでいます。 あわせて、継続して待機児になっている子どもも複数おり、放課後は自主的に児童館部分に通っています。しかし夏休みなどの長期休暇中、待機児になった低学年の子どもを責任もって見守れる大人がいない、昼食のお弁当を食べる場所も正式にはないなど、子育てに不安な状況が続いています。待機児の生活の支援体制が急ぎ必要であり、また今後の谷中地区での学童保育クラブの拡充が望まれます。 谷中コミュニティセンターは谷中のほぼ中心に位置し、乳児から高齢者までのふれあいの場でもあり、初音の森の豊かな緑や広々とした防災広場に面しています。この魅力は、谷中住民、特に都会に住む核家族化している子どもたちにとってかけがえのない宝物です。交通事故等の心配がいらない、初音の森に隣接したポケットパークに谷中こどもクラブや児童館的機能ホールの入り口があり、一体的に子どもたちが使える場所になっています。この同じ場所で子どもたちと地域のコミュニティを育みたいと願っています。 ■屋外遊び場不足解消、地域世代間交流、防災体制のために谷中コミュニティセンター、防災広場予定地と一体的利用を希望 谷中こどもクラブでは、前述の通り屋内の育成室・ホールが定員超過で混雑していることに加え、屋外の遊び場も隣接するポケットパーク(平場約90u)のみと著しく不足しています。 その一方で育成室窓外には、防災広場整備予定地が広がっております。放課後児童健全育成事業に必要な屋外遊び場が確保されていない中で、私たちは、児童の健全育成のための環境確保のためにも、学童保育と防災広場との一体的利用を強く望んでいます。 谷中コミュニティセンター隣の谷中地区防災広場予定地については、地域の防災拠点として活用するために、地域での検討会がひらかれ、いざという時のためにも日常的な地域のつながり、コミュニティを育む使い方が希望されています。多くの人のための避難場所、防災拠点であるとともに、のびのび過ごせる広いスペース、自然とのふれあい、多世代の交流など、谷中のまちづくり拠点、子育て支援や地域の生活環境としても大切な場所です。今後、防災広場とコミュニティ関連の各種活動、こどもクラブ等の一体的な利用が可能になるような整備や管理運営方法を取り入れてください。 陳情項目 谷中地区における児童館と学童保育クラブの拡充について、コミュニティセンター、防災広場とのつながりも含め、今後のまちづくり事業計画の中で具体的な対策を盛り込んでください。 平成16年6月3日 台東区議会議長 伊 藤 萬太郎 殿 |