東京都台東区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例
第40号議案
平成22年6月3日
付託委員会:企画総務委員会
議決日:平成22年6月25日
議決結果:原案可決(賛成多数)
第40号議案
東京都台東区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例
上記の議案を提出する。
平成22年6月3日
提出者 東京都台東区長 吉 住 弘
(提案理由)
この案は、区長等の旅費に関し、規定の整備を図るため提出します。
東京都台東区長等の給料等に関する条例の一部を改正する条例
東京都台東区長等の給料等に関する条例(昭和30年3月台東区条例第2号)の一部を次のように改正する。
第3条第2項中「その額は別表第2のとおりとする」を「その額のうち旅費条例により難いものについては、別表第2に定めるところによる」に改め、同項を同条第3項とし、同条第1項の次に次の1項を加える。
2 旅費の算定方法は、この条例に定めるものを除き、東京都台東区職員の旅費に関する条例(昭和26年9月台東区条例第14号。以下「旅費条例」という。)の例による。
第5条第2項中「東京都台東区職員の旅費に関する条例(昭和26年9月台東区条例第14号)」を「旅費条例」に改める。
別表第2を次のように改める。
別表第2
(1)鉄道賃、船賃及び外国旅行の航空賃
┌──────────────────────┬─────────────────────┐
│区分 │支給額 │
├─────┬────────────────┼─────────────────────┤
│鉄道賃 │内国旅行(旅費条例に規定する │旅費条例第20条に規定する旅客運賃、急行料金│
│ │近接地内旅行を除く。) │、寝台料金、特別車両料金及び座席指定料金の│
│ │ │それぞれの範囲内の実費額 │
│ ├────────────────┼─────────────────────┤
│ │外国旅行 │次に規定する旅客運賃、急行料金及び寝台料金│
│ │ │(これらのものに対する通行税を含む。)の範│
│ │ │囲内の実費額 │
│ │ │1 旅客運賃の等級を3以上の階級に区分する│
│ │ │線路による旅行の場合には、最上級の旅客運賃│
│ │ │2 旅客運賃の等級を2階級に区分する線路に│
│ │ │よる旅行の場合には、上級の旅客運賃 │
│ │ │3 旅客運賃の等級を設けない線路による旅行│
│ │ │の場合には、その乗車に要する旅客運賃 │
│ │ │4 前3号に規定する旅客運賃のほか、旅費条│
│ │ │例第32条第4号に規定する旅客運賃並びに同条│
│ │ │第5号に規定する急行料金及び寝台料金 │
├─────┼────────────────┼─────────────────────┤
│船賃 │内国旅行 │次に規定する旅客運賃(はしけ賃及び桟橋賃を│
│ │ │含む。)、寝台料金、特別船室料金及び座席指│
│ │ │定料金のそれぞれの範囲内の実費額 │
│ │ │1 旅客運賃の等級を3階級に区分する船舶に│
│ │ │よる旅行の場合には、中級の旅客運賃(中級の│
│ │ │旅客運賃を更に2以上に区分する船舶による旅│
│ │ │行の場合には、その内の最上級の旅客運賃) │
│ │ │2 旅客運賃の等級を2階級に区分する船舶に│
│ │ │よる旅行の場合には、上級の旅客運賃(上級の│
│ │ │旅客運賃を更に2以上に区分する船舶による旅│
│ │ │行の場合には、その内の最上級の直近下位の級│
│ │ │の旅客運賃) │
│ │ │3 旅客運賃の等級を設けない船舶による旅行│
│ │ │の場合には、その乗船に要する旅客運賃 │
│ │ │4 前3号に規定する旅客運賃のほか、旅費条│
│ │ │例第21条第1項第4号に規定する寝台料金、同│
│ │ │項第5号に規定する特別船室料金及び同項第6│
│ │ │号に規定する座席指定料金 │
│ ├────────┬───────┼─────────────────────┤
│ │外国旅行 │区長 │次に規定する旅客運賃(はしけ賃及び桟橋賃を│
│ │ │ │含む。)及び寝台料金(これらのものに対する│
│ │ │ │通行税を含む。)の範囲内の実費額 │
│ │ │ │1 旅客運賃の等級を2以上の階級に区分する│
│ │ │ │船舶による旅行の場合には、最上級の旅客運賃│
│ │ │ │(最上級の旅客運賃を更に2以上に区分する船│
│ │ │ │舶による旅行の場合には、その内の最上級の │
│ │ │ │旅客運賃) │
│ │ │ │2 旅客運賃の等級を設けない船舶による旅行│
│ │ │ │の場合には、その乗船に要する旅客運賃 │
│ │ │ │3 前2号に規定する旅客運賃のほか、旅費条│
│ │ │ │例第33条第3号に規定する旅客運賃及び同条第│
│ │ │ │4号に規定する寝台料金 │
│ │ ├───────┼─────────────────────┤
│ │ │副区長 │次に規定する旅客運賃(はしけ賃及び桟橋賃を│
│ │ │ │含む。)及び寝台料金(これらのものに対する│
│ │ │ │通行税を含む。)の範囲内の実費額 │
│ │ │ │1 旅客運賃の等級を2以上の階級に区分する│
│ │ │ │船舶による旅行の場合には、最上級の旅客運賃│
│ │ │ │とし、最上級の旅客運賃を更に2以上に区分す│
│ │ │ │る船舶による旅行の場合には、次に規定する旅│
│ │ │ │客運賃 │
│ │ │ │ イ 最上級の旅客運賃を更に4以上に区分す│
│ │ │ │る船舶による旅行の場合には、その内の最上級│
│ │ │ │の直近下位の級の旅客運賃 │
│ │ │ │ ロ 最上級の旅客運賃を更に3に区分する船│
│ │ │ │舶による旅行の場合には、その内の中級の旅客│
│ │ │ │運賃 │
│ │ │ │ ハ 最上級の旅客運賃を更に2に区分する船│
│ │ │ │舶による旅行の場合には、その内の下級の旅客│
│ │ │ │運賃 │
│ │ │ │2 旅客運賃の等級を設けない船舶による旅行│
│ │ │ │の場合には、その乗船に要する旅客運賃 │
│ │ │ │3 前2号に規定する旅客運賃のほか、旅費条│
│ │ │ │例第33条第3号に規定する旅客運賃及び同条第│
│ │ │ │4号に規定する寝台料金 │
├─────┴────────┼───────┼─────────────────────┤
│外国旅行の航空賃 │区長 │次に規定する旅客運賃の範囲内の実費額 │
│ │ │1 旅客運賃の等級を2以上の階級に区分する│
│ │ │航空路による旅行の場合には、最上級の旅客運│
│ │ │賃 │
│ │ │2 旅客運賃の等級を設けない航空路による旅│
│ │ │行の場合には、航空機の利用に要する旅客運賃│
│ │ │3 前2号に規定する旅客運賃のほか、旅費条│
│ │ │例第34条第1項第3号に規定する旅客運賃 │
│ ├───────┼─────────────────────┤
│ │副区長 │次に規定する旅客運賃の範囲内の実費額 │
│ │ │1 旅客運賃の等級を3階級に区分する航空路│
│ │ │による旅行の場合には、中級の旅客運賃 │
│ │ │2 旅客運賃の等級を2階級に区分する航空路│
│ │ │による旅行の場合には、上級の旅客運賃 │
│ │ │3 旅客運賃の等級を設けない航空路による │
│ │ │旅行の場合には、航空機の利用に要する旅客運│
│ │ │賃 │
│ │ │4 前3号に規定する旅客運賃のほか、旅費条│
│ │ │例第34条第1項第3号に規定する旅客運賃 │
└──────────────┴───────┴─────────────────────┘
(2)内国旅行の日当、宿泊料及び食卓料
┌────┬───────────┬─────────────────┬───────┐
│区分 │日当(1日につき) │宿泊料(1夜につき) │食卓料(1夜に│
│ │ ├─────────┬───────┤ │
│ │ │甲地方 │乙地方 │つき) │
├────┼───────────┼─────────┼───────┼───────┤
│区長 │3,300円 │16,500円 │14,900円│3,300円 │
├────┼───────────┼─────────┼───────┼───────┤
│副区長 │3,000円 │15,000円 │13,500円│3,000円 │
└────┴───────────┴─────────┴───────┴───────┘
備考 宿泊料の甲地方及び乙地方の区別は、旅費条例の例による。
(3)外国旅行の日当、宿泊料及び食卓料
┌───────────┬──────────┬──────────┬──────────┐
│区分 │日当(1日につき) │宿泊料(1夜につき)│食卓料(1夜につき)│
├────┬──────┼──────────┼──────────┼──────────┤
│区長 │指定都市 │9,400円 │29,000円 │8,000円 │
│ ├──────┼──────────┼──────────┤ │
│ │甲地方 │7,900円 │24,200円 │ │
│ ├──────┼──────────┼──────────┤ │
│ │乙地方 │6,300円 │19,400円 │ │
│ ├──────┼──────────┼──────────┤ │
│ │丙地方 │5,700円 │17,400円 │ │
├────┼──────┼──────────┼──────────┼──────────┤
│副区長 │指定都市 │8,300円 │25,700円 │7,700円 │
│ ├──────┼──────────┼──────────┤ │
│ │甲地方 │7,000円 │21,500円 │ │
│ ├──────┼──────────┼──────────┤ │
│ │乙地方 │5,600円 │17,200円 │ │
│ ├──────┼──────────┼──────────┤ │
│ │丙地方 │5,100円 │15,500円 │ │
└────┴──────┴──────────┴──────────┴──────────┘
備考
1 指定都市、甲地方、乙地方及び丙地方の区別は、旅費条例の例による。
2 船舶又は航空機による旅行(外国を出発した日及び外国に到着した日を除く。)の場合における日当の額は、丙地方につき定める定額とする。
(4)支度料
┌────┬────────────┬────────────┬────────────┐
│区分 │旅行期間1月未満 │旅行期間1月以上3月未満│旅行期間3月以上 │
├────┼────────────┼────────────┼────────────┤
│区長 │107,800円 │130,900円 │154,000円 │
├────┼────────────┼────────────┼────────────┤
│副区長 │ 86,240円 │104,720円 │123,200円 │
└────┴────────────┴────────────┴────────────┘
備考 過去において支度料の支給を受けたことがある場合の支給額は、旅費条例第39条第2項の例による。
付 則
この条例は、公布の日から施行する。
区長等の旅費に関する規定の整備を行う。