16-1 消費税の大増税に反対することについての請願
受理日:平成16年6月3日
16-1
付託委員会:企画総務委員会
付託日:平成16年6月7日
審査日:平成16年6月22日
審査結果:不採択(賛成多数)
議決日:平成16年6月25日
議決結果:不採択(賛成多数)
伊藤友子
長引く深刻な不況のもと、私たちのくらしは、収入が落ち込み、医療・年金・介護などの負担が増えて苦しくなるばかりです。
政府・与党や財界が消費税率引き上げの大合唱を行うなか、政府の税制調査会は大増税計画を示しました。大企業の税負担を軽くしながら、庶民には、消費税率を2桁に引き上げるというものです。税制調査会は、消費税率の引き上げを「少子高齢化で社会保障に必要な財源確保のため」といっていますが、5%にひきあげるときも、同じことをいいながら、逆に医療・年金などを大改悪してきました。社会保障の費用は、大型公共事業のムダづかいや大銀行救済に湯水のように税金を注ぎ込むのをやめ、お金の使い道を変えれば確保できます。これまで私たちが要求してきた消費税の税率を3%にもどすことこそ、家計を直接あたため、景気回復につながります。
消費税は、お金持ちには負担が軽く、庶民には重いという最悪の税金です。
消費税があるかぎり、とめどなく増税計画がくわだてられます。消費税はもともとなくすべきものと考えています。
私たちは、消費税の大増税計画に強く反対します。
請願事項
一、消費税の大増税をキッパリやめること。
平成16年6月3日
紹介議員 伊 藤 友 子
台東区議会議長
伊 藤 萬太郎 殿