消費者金融業者の広告規制を求めることについての陳情
受理日:平成15年6月6日
陳情15-102
付託委員会:産業建設
付託日:平成15年6月6日
審査日:平成15年6月17日
審査結果:趣旨採択(全員賛成)
議決日:平成15年6月25日
議決結果:趣旨採択(全員賛成)
陳情15−102(写)
消費者金融業者の広告規制を求めることについての陳情
陳情事項
一、消費者金融業者の広告規制を台東区議会で決議し関係する機関に働きかけること
陳情の趣旨
新聞広告やメディアを利用した広告で多重債務問題が深刻になっています。2002年度の1年間にヤミ金融事件で320人が逮捕されています。国会では社会問題化しているヤミ金融事件に対し、罰則強化が検討されています。個人破産申し立てが21万件を突破し、経済的理由による自殺者が年間6800人を越えています。
中小企業の町、台東区でこのような犠牲者をなくすことが大切です。ヨーロッパではサラ金業者は存在していません。特にメディアを利用して安易な借金を助長させるような広告は禁止することです。区民、青少年にも大きな影響を与えます。高利貸悲劇のない社会を実現するために、政府や地方自治体、マスコミ関係者は多重債務者の発生防止と救済のためにも台東区議会で意見書を採択し関係する機関に提出して頂きたい。
平成15年6月4日
台東区議会議長
堀 江 達 也 殿