明治通りの歩道の拡幅についての陳情
受理日:平成26年9月1日
陳情26-29
付託委員会:産業建設委員会
付託日:平成26年9月11日
審査日:平成26年9月30日
議決日:平成26年10月24日
議決結果:趣旨採択(全員賛成)
陳情26-29(写)
明治通りの歩道の拡幅についての陳情
私たちが住む三ノ輪駅から広がっていく周辺地域の道路は、歩道の幅が非常に狭く、歩行者同士のすれちがいも困難な状態にあります。また、歩道を通行する自転車も多く、歩行者は常に危険にさらされています。現在国道の昭和通りは整備中ですが、今後土手通り等も見据えたこの地域のまちづくりを考えていく上で、歩道を行き来する方々が安心して利用できる環境の整備は重要なことだと考えています。
特に、三ノ輪駅から土手通りとの交差点までの明治通りの区間は、都市計画に沿った道路幅になっているにもかかわらず、車道のみが広く歩道は狭いままで、昔ながらの車優先の道路のままになっています。
私たち地域に暮らす住民は、駅の西側にある大型店舗に、日々買い物に出かけます。その中には、当然多くの高齢者や、ベビーカーを利用する方も含まれます。また、朝晩の通勤通学の時間帯には、多くの自転車が駅を中心に行き来しています。更に、近年、三ノ輪駅周辺は、外国人旅行者が急増し、駅と宿泊施設を、大きなスーツケースを引いて、行き来している姿が多く見受けられます。このような状況の中、現在の明治通りの歩道は狭すぎるといわざるを得ません。
今後少子高齢化の進展に伴う地域の高齢者の増加や、東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客はさらに増加することが予測される中、歩行者の安全を確保するためには、明治通りの歩道の拡幅は不可欠であり、強く要望するものです。
つきましては、管理者である東京都に対して明治通りの歩道を拡幅するように、区と台東区議会が一丸となって働きかけてくださいますようお願いいたします。
平成26年9月3日
台東区議会議長
和 泉 浩 司 殿