東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会での入札参加制度についての陳情
受理日:平成25年12月16日
陳情25-36
付託委員会:企画総務委員会
付託日:平成26年2月7日
審査日:平成26年2月27日
議決日:平成26年3月26日
議決結果:不採択(賛成多数)
陳情25−36(写)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会での
入札参加制度についての陳情
私達はアパレル関連の生地・皮革・合皮・ナイロン繊維などを扱う縫製工場やアパレルメーカー付属パーツ工場の代表者と職人達で日本製での材料と縫製の空洞化を打破する為の意見と提案をここに陳情致します。
アベノミクスや東京オリンピック・パラリンピック決定で経済効果が上向き、消費も良くなると思われます。しかしながら消費されているほとんどが海外生産による製品です。製造業、専門職人等は、海外生産による製品が溢れているこの空洞化現象の影響で後継者問題や低迷し続ける先の見えない現状で苦戦している状況です。日本の宝でもある職人や製造業の衰退を止めなければいけません。
既にこの案件で、各自治体が尽力されておりますが、打破出来ておりません。地域活性化に繋がり、職人技を次の世代に残すため、提案致します。
東京都では平成26年2月に東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会が発足予定です。この組織委員会での入札制度に「MADEinTOKYO」・「MADEinALLJAPAN」を掲げて地域活性化の為、資材・メッキ・縫製等を日本での製造を進めていく、いわゆるメイドインオールジャパンで声を挙げて頂きたいと願います。
日本で開催する東京オリンピック・パラリンピックは日本全体が盛り上がらなければいけません。海外から多くの選手や観光客に「メイドインオールジャパン」を世界中に拡げる切っ掛けとなることを期待して願う気持ちです。どうかお力添えを頂き、ご検討下さい。出来る事を、出来る限り力を結集し日本全体の末端までの活性化に繋がる事を心から信じております。
【陳情事項】
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会での入札制度に縫製の付属パーツ工場等(いわゆるメイドインオールジャパン)業者、業界が優先的に参加出来る制度を構築するよう東京都に意見書を提出して頂きたい。
平成25年12月16日
台東区議会議長
和 泉 浩 司 殿