東京電力福島第一原発事故をふまえ、台東区の被ばく線量値の公表を求めることについての陳情
受理日:平成23年5月30日
陳情23-19
付託委員会:環境・安全安心特別委員会
付託日:平成23年5月30日
審査日:平成23年6月8日
議決日:平成23年6月21日
議決結果:不採択(賛成多数)
陳情23−19(写)
東京電力福島第一原発事故をふまえ、台東区の被ばく線量値の公表を求めることについての陳情
[陳情の理由]
3月11日の東日本大震災、福島原発事故から2ヶ月。世界最悪のレベル7の事故は、命、くらしを脅かし、将来が見えにくくなっています。テレビや新聞などから流れるニュースは日々変化し、今、福島第一原発1号機から3号機までが震災後間もなくメルトダウンしていたと報じています。放射能は空気や水、土、山や川、海水までも汚染し、私たちのくらしに大きな衝撃と不安や恐怖をもたらしています。
放射線汚染への福島近隣の方々の心配を思うと心が痛みますが、東京に住む私たちも金町浄水場の汚染が報道された時、乳児を持つお母さんたちは汚染されていない水を求めて探し回りました。食べ物への汚染も心配されますし、子どもたちの遊ぶ砂場など土壌の汚染も心配です。私たちは、この町の正確な情報を知りたいと願っています。
台東区は観光の町でもありますが、原発事故で観光客が激減し町の経済にも大きく影響しています。だれもが安心して訪れることができる台東区であってほしいと思います。
[陳情項目]
1、台東区の正確な情報を得るため、被ばく線量を測定する機器を設置してください。
2、園庭や校庭、子どもたちの遊び場など、定点での被ばく線量測定値を公表してください。
平成23年5月26日
台東区議会議長
青 柳 雅 之 殿