(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備にあたっては入浴施設、茶室の設置を求めることについての陳情
受理日:平成23年5月30日
陳情23-6
付託委員会:区民文教委員会
付託日:平成23年5月30日
審査日:平成23年6月15日
議決日:平成23年6月21日
議決結果:不採択(賛成多数)
陳情23−6(写)
(仮称)谷中防災・コミュニティ施設整備にあたっては入浴施設、茶室の設置を求めることについての陳情
私たちは、谷中のコミュニティセンターの改築にあたって、入浴施設や生涯学習センターと同様な茶室をぜひ設置頂きたいと谷中地域の方々1,030名分の署名を添えて台東区議会に陳情してきました。この陳情は継続審査となりましたが4月をもって議会が終了したことにより審議未了となっています。
私たちは、今後も引き続き地元の強い要望であります入浴施設、茶室の設置を求め陳情した次第です。
この間、区側は、検討委員会を何度も開催し住民の声を聞いてきた。しかし地元住民からは入浴施設やお茶室の設備は要望がなかったと述べています。
しかし、検討委員会からは要望があったかなかったかは知りませんが、谷中地域の住民には、報告もなく基本計画が策定されてしまいました。
3月11日に発生した東日本大震災による被災地では、避難場所や食事はもちろんのこと、お風呂に入れないなど被災者の大変な実態が日々テレビ等で報道されています。
前期の台東区議会の審議(大震災前)でも、入浴施設については「防災」としての位置づけからは重要(災害対策担当者)、建物の構造上、容積率には少し余裕がある(施設担当者)と答弁しています。
入浴施設の必要性は誰の目にもあきらかになっているのが現状であります。何卒議会の皆様のご理解とご支援をよろしくお願いします。
《陳情項目》
@ コミュニティとは何かの原点に立ち返って、住民の声を生かした施設となるよう新たに住民説明会等を早急に開催していただきたい。
A 将来にわたって谷中地域の核となる施設です。今回の大震災の教訓を生かし、防災施設としての位置づけを明確にした計画となるよう再検討して頂きたい。
B 入浴施設や、生涯学習センターと同様のお茶室などは、いざと言うときのためだけではなく住民同士の絆やふれあいの場であるコミュニティ活動には欠かせない施設であります。是非とも設置されるよう再検討して下さい。
平成23年5月24日
台東区議会議長
青 柳 雅 之 殿