無料低額宿泊所等の改善についての陳情
受理日:平成22年9月10日
陳情22-28
付託委員会:保健福祉委員会
付託日:平成22年9月10日
審査日:平成22年9月29日
議決結果:審議未了
陳情22-28(写)
無料低額宿泊所等の改善についての陳情
[陳情の理由]
社会福祉法第2条第3項第8号に定められた無料低額宿泊所において、生活保護費のほとんどが寮費として徴収されたり、集団部屋につめ込まれるなど、一部では「貧困ビジネス」と呼ばれる社会問題になっています。
そこで、憲法第25条と生活保護法にそって、住居を失った人が自立したくらしができるまでの居住場所を確保すること、また、無料低額宿泊所が改善されるよう、国や東京都に働きかけていただくよう、要望いたします。
[陳情の主旨]
以下の事項を国や東京都はじめ関係機関に働きかけてください。
1. 無料低額宿泊施設の実態を調査し、改善点をまとめ公表すること。
2. 都営住宅はじめ公的住宅を最大限活用するなど、対策を講じてください。
3. 無料低額宿泊所は国の指針(ガイドライン)で、「原則個室」になっていますが、東京都は独自の指針を定め、「原則個室」の規定を取り除いています。都の指針を個室を原則に改正すること。
以上
平成22年9月7日
台東区議会議長
鈴 木 茂 殿