特別支援教育推進についての陳情
受理日:平成16年9月17日
陳情16-22
付託委員会:区民文教
付託日:平成16年9月17日
審査日:平成16年10月4日
審査結果:趣旨採択(全員賛成)
議決日:平成16年10月26日
議決結果:趣旨採択(全員賛成)
陳情16−22(写)
特別支援教育推進についての陳情
台東区における障害児教育は、昭和26年に黒門小学校において知的障害児に対する固定学級が設置されて以来、それぞれの障害の程度に応じた適切な障害児教育が、幼・小・中学校において取り組まれてきたことについては、一定の評価をしているところです。
そのような中、これまでの「心身障害児教育」から、LD(学習障害)やADHD(注意欠陥・多動性障害)等の児童まで対象を広げた「特別支援教育」へという転換に当たり、今まで培ってきた良好な障害児教育がどうなるのか、特に小中学校における固定学級の存続に対し、私どもとしては大変懸念を抱いております。
現在、国の中央教育審議会においては、特別支援教育の推進に関する事項について、年内の答申に向けて精力的に審議がなされており、国では、その答申を受けたうえで学校教育法の改正を行う予定と聞いております。また、東京都では今秋の「特別支援教育推進計画」の策定に向け、本年7月14日に「特別支援教育推進計画(案)」を公表しました。その中では、「区市町村が行う小・中学校における特別支援教育の充実への支援」の項目が示されており、都としての積極的な姿勢が見えますが、国の法改正の動向を見ながら計画内容を変更することも有り得るとも述べており、国での議論が注目されるところです。
このように、特別支援教育の推進に関しては、いまだはっきりとした方向性が出ていない部分もありますが、私どもとしては、台東区の実態に合わせた特別支援教育の推進について、区民の広範な理解のもとに、積極的な展開を図っていただきたいと願っております。
つきましては、台東区における特別支援教育を推進していくにあたり、これまでの障害児教育を踏まえた内容とするため、心身障害児教育の専門家を始め、心障学級などの関係者を含めた検討委員会を早期に設置するとともに、広く小中学校の保護者等に対し、特別支援教育に対する啓発活動を行い、社会全体の一層の理解を進めていただきたく陳情いたします。
平成16年9月9日
台東区議会議長
伊 藤 萬太郎 殿