営団地下鉄入谷西側改札口新設及び入谷駅風害対策についての陳情
受理日:平成16年2月16日
陳情16-2
付託委員会:再開発・交通網整備
付託日:平成16年2月16日
審査日:平成16年2月25日
審査結果:採択(全員賛成)
議決日:平成16年3月22日
議決結果:採択(全員賛成)
陳情16−2(写)
営団地下鉄入谷西側改札口新設及び入谷駅風害対策についての陳情
陳情事項
一、入谷駅の北側に新たに西側改札口(金杉口)を設置すること。
一、同駅の「風害」が解消もしくは緩和できるよう実効的な対策を講じること。
一、高齢者や障害者が安心して利用できるバリアフリー化を進めること。
陳情趣旨
台東区を南北に走る営団地下鉄日比谷線は、昭和36年の開通以来、台東区民の重要な公共交通機関となっています。とりわけ私ども金杉地区に居住する住民にとっては通勤、通学、買い物に利用するなど、日常生活に欠かせない役割を担っています。
近年、当地区ではマンションの増加等により人口も増加してきているため、営団地下鉄入谷駅の利用者数も増えていることと推察いたします。同駅の入口および改札口は駅の南側の東西それぞれと北側は東側のみの計3カ所に設置されておりますが、真ん中に昭和通りをはさんでいることもあり、利用客にとっては決して利用し易いとはいえない状況です。私どもがかねてより入谷駅の北側に西側改札口(金杉口)の新設を強く要請してきているにもかかわらず、いまだ実現いたしません。
区のご説明によると、営団地下鉄では出入口設置のための用地確保が困難との理由で進捗していない、とのことですが、私どもとしてもこの問題が簡単に解決できるものとは考えておりません。区におかれては、これまで様々なご努力を重ねてこられたことは承知しておりますが、引き続き粘り強い対応をお願いするものです。
また、同駅は電車が発着する際に発生する風速は、15メートル以上の強風にも達し、利用している私たちにとって身の危険すら感じる状況がしばしばあります。強風による人の転倒など不測の事故が発生してからでは遅いのです。早急な風害対策が必要と考えます。
このたび、公共交通機関のバリアフリー化を推進するため、「高齢者、身体障害者等の公共機関を利用した移動の円滑化促進に関する法律」が施行されました。まさに、誰もが安心して利用できる安全で便利な同駅の実現は急務なのであります。
平成16年1月29日
台東区議会議長
堀 江 達 也 殿