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議決年月日 | 平成21年11月16日 | 結果 | ─ |
恩賜上野動物園へのパンダ受け入れの早期実現を求める要望書 パンダは、昭和4 7 年に日中国交正常化の印として日本に初めて寄贈されて以来、文化と観光のまち台東区のシンボルとして、子ども達をはじめ多くの人々に愛され夢と希望を与えてくれました。 しかし、昨年4 月の「リンリン」の死亡により、恩賜上野動物園からパンダが一頭もいなくなってしまいました。区民をはじめ多くの人々は悲しみに沈み、再度の受け入れを強く望んでいます。 こうしたなか、昨年5 月の日中首脳会談において、2 頭のパンダの提供について合意がなされ期待が高まりましたが、未だ実現に至っていない状況です。 パンダは、W W F ( 世界自然保護基金) のシンボルマークとしても活用されています。数々の動物が絶滅の危機に瀕しているなか、わが国を代表する上野動物園において、希少動物の象徴ともいうべきパンダを飼育、展示することは、動物園の役割である「種の保存」の機能を果たし、希少動物の保護をアピールする効果も高く、大変に意義深いことです。 よって、台東区議会は、東京都に対し、多くの区民の希望並びに希少動物保護の一環であることを考慮され、恩賜上野動物園へのパンダ受け入れを早期に実現されるよう強く要望いたします。 平成2 1 年1 1 月1 6 日 台東区議会議長 鈴 木 茂 東京都知事 石 原 慎太郎 殿 |