「教育大綱」の運用にあたっては教育現場の意見や区民の意見を反映する内容とすることについての陳情
受理日：平成27年5月29日
陳情27-12
付託委員会：区民文教委員会
付託日：平成27年6月2日
審査日：平成27年10月1日
議決日：平成27年10月26日
議決結果：趣旨採択(全員賛成)
陳情27−12（写）
「教育大綱」の運用にあたっては教育現場の意見や区民の意見を反映する内容とするこ
とについての陳情
＜陳情趣旨＞
この度、「台東区教育大綱」について、総合教育会議で話し合われました。
今後、台東区の教育指針となるであろう「大綱」が、たった２回、ほんの数時間しか討議されず、また区民の意見を聞くこともなく、結論ありきで決められてしまったことを、大変残念に思います。
教育指針を決めるなら、もっと時間をかけて多面的に検討し、広く区民の声を、そして何よりまず教育現場の声を聞くべきです。
そもそも教育のあり方を決めるに際しては、教育現場である学校や幼稚園、保育園の先生方や子どもたちと、その保護者の声が尊重されるべきです。
台東区ならではの、庶民が連綿と受け継いできた台東区ならではの伝統と文化、世代を越えて培ってきた、個性豊かで人情味あふれる下町・台東の歴史を子どもたちに引き継ぐことが求められます。
以上の観点から、以下のことを要求します。
＜陳情事項＞
１ 台東区の教育の方針については、政治が教育に介入することのないようにしてください。
２ 「教育大綱」の運用にあたっては、教育現場の意見を尊重し、また広く区民の声を聞いてください。
３ 今後「教育大綱」の改定等を行う場合は、その為の、教育当事者や区民が参加して作成する委員会を設置してください。
平成27年５月29日
台東区議会議長
太 田 雅 久 殿