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陳情 審査結果一覧

詳細情報

件名

台東小学校存続についての陳情

受理年月日

受理日:平成16年2月16日

受理番号

陳情16-6 

付託委員会

付託委員会:区民文教
付託日:平成16年2月16日
審査日:平成16年3月1日
審査結果:趣旨採択(全員賛成)

本会議議決結果

議決日:平成16年3月22日
議決結果:趣旨採択(全員賛成)

内容

陳情16−6(写)

  台東小学校存続についての陳情

平成11年11月、台東区立小中学校適正規模適正配置審議委員会より答申案が提示され、本校では、直ちに「台東小学校の存続を願う会(会長 故 牧田 孝太郎氏)」を立ち上げ、平成12年2月10日に3956名の署名を添えて区長、教育長、区議会議長宛に陳情書を提出いたしました。
以後、区議会・区民文教委員会で継続審議となり、今日に至っております。
もともと当該通学指定区域には適々案の下限基準を上回る児童が居住しており、就学前の健康診断では毎年40名前後の児童が訪れております。加えて最近、当該通学指定区域では大型ファミリーマンションが続々と建っており、さらに本校に隣接して15階建てのマンション建設計画があります。
この様に平成11,12年当時と今では地域の状況が著しく様変わりしております。今後、児童の増加が大幅に見込まれ児童数300名規模に戻るのも現実のものとなって参りました。
昭和54年に創設された幼小中複合校舎は当時としては大変珍しく、文部省のモデル校として全国から参観者が見えたほどでした。それ以前には台東小学校と下谷中学校は隣接しておりましたが、中学校が手狭になったため、小学校の敷地を少し譲ってほしいとの打診がありました。いろいろの案が出され、結果として幼小中一体化による学園方式とすることで合意に達し、台東区教育委員会主導の基に今日の複合校舎が出来たものであります。幼稚園、小学校、中学校それに金杉出張所まで含めた複合校舎建設の基本方針が発表されました。
このような歴史的経緯から見ても台東小学校が無くなるのは納得できません。
また、台東小学校は、特色ある教育の一環として地域の職人さんとの交流を通してもの作りを学ぶことや、地域の伝統行事などに参加し交流を深めることにより地域との連携を進めております。
以上の趣旨をご理解くださいますよう、そして下記の項目について改めて陳情いたします。

@地域町会等と深く連携をとり、地域の活性化の中核を担っている台東小学校の存続に対しご配慮をお願い申し上げます。
A台東小学校には四十数年の歴史ある「ひまわり学級」があり、校舎を共有する柏葉中学にも同様の学級があります。それを見込んで学校を選ぶ保護者が居ること、そして幼小中が一体化された特色ある教育を提供できる環境を既に有している台東小学校の存続を重ねてお願いいたします。
B台東小学校への就学希望、転入希望の保護者が手続きに訪れた際、学区域である台東小学校への就学を積極的にご指導いただけるようお願い申し上げます。

  平成16年2月10日

 台東区議会議長 堀 江 達 也 殿

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