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陳情 審査結果一覧

詳細情報

件名

台東区立台東リサイクルプラザ・リサイクル活動室等運営要綱 事業の委託・第3条(3)についての陳情

受理年月日

受理日:平成15年9月19日

受理番号

陳情15-115 

付託委員会

付託委員会:清掃・リサイクル
付託日:平成15年9月19日
審査日:平成15年12月4日
審査結果:取下げ許可(全員賛成)

本会議議決結果

議決日:平成15年12月15日
議決結果:取り下げ(全員賛成)

内容

陳情15−115(写)

  台東区立台東リサイクルプラザ・リサイクル活動室等運営要綱事業の委託・第3条(3)についての陳情

<陳情の趣旨>
1、台東区リサイクルプラザ・リサイクル活動室は、住民パワーが発揮できる住民同志による活動の場として提供され、リサイクルが普及される事を期待したものです。そのプラザ条例・第一条・設立目的の原点に立ち返り、現在の委託使用状況と活動室等、運営要綱などの点検と見直しを求めます。
2、運営要綱・事業の委託・第3条(3)は、より多くの住民及び活動体が運営や企画等に参画できる事を、明確に定義付をし直して下さい。

<陳情の理由1>
・H8、プラザ条例・第一条は『リサイクル活動の場を提供することにより、資源の有効利用の促進を図り、もって資源循環型の社会の形成に寄与する』 *資料−A 区民同志の活動拠点として情報収集及び情報提供の場で有ることを目的として設置されたものです。

・「台東リサイクルネットワーク・TRN」は、日頃よりリサイクル活動や環境問題などに、関心のある有志がリサイクルプラザ設立の趣旨に賛同し結成したものですが、時間と共に活動目的や理念、個人の志しの方向性が見失われた特定団体の独占的、使用状況下にある事を何度も申し入れをして来ました。広く仲間を募って発展していくネットワークの育成とうたっていながら、活動室はいつ行ってもいつも同じ人「気軽に入りにくい」と言う声が今日、なお改善できていないTRNに話し合いや公開質問状等を*資料−B 求めましたが、公的施設の責任者として一度も回答が無く、誠意も熱意も感じられません。

・『トレペ・ひまわりの種』は委託金で開発したTRNの物で有るにも関わらず、元副代表は選挙戦で、個人の業績とした行為も許されるものではない。 *資料−E ましてや税金で開拓した物に利益を得る必要はない。一円でも安く区民に還元して活動の励みにつなげて行くべき事が *資料−F より高い。その総会事業報告は *資料−C トレペの収支決算も明細も無い、限りなく不透明で有るばかりか『台東区産の雑古紙100%使用』は偽りである。

・5月23日付、3の回答は *資料−D 区の真意を疑い私たちの提案を『内輪もめ』、『コップの中の揉め事』と、聞く耳を持たない行政に強い不信を抱き陳情に訴えたいと思いました。

・以上の理由において、4F活動室の管理及び運営委託はプラザ条例第一条の目的と異なる内容で有ることを区は、委託責任として監査をすると同時に、当初の目的に立ち返る様、早急に会員及び一般区民に向けて臨時総会を公開し、トレペの収支決算を初めTRNの事業決算の内容などを、明細に報告する義務と区民及び会員はそれを知る権利が有ることを要求します。

<陳情の理由2>
・『要綱・事業の委託・第3条(3)、現在の構成員は各活動体や町会等を代表していない、個人の寄り集りで、区民の求める情報源が非常に乏しい。それは『運営要綱・事業内容・第2条(1)のリサイクルに関する情報の収集及び提供する』という『事業の委託』を十分に果たしていない。つまり8年も経つのにリサイクルの発展及び環境問題等、が普及しない広まらないと言う事です。台東区唯一のリサイクルプラザで有りながら、もっと多くの区民に利用されないままに、特定団体の独占的使用を区が容認していることは、緊縮財政難と言われながら公金が有効に使われていない非常に残念な事態だと思います。*資料−E

1)『運営要綱・事業の委託・第3条(3)』構成員は、台東区内のリサイクル及び環境等に関するあらゆる町会・PTA・自主グループ・NGO・NPO等の、各実践活動団体等から成る登録した人員で構成する運営組織体である事。と定義付を明確に改めて下さい。広く偏りの無い様々な情報が集って公平で、健全な住民パワーが発揮できる仕組み作りの見直しを求めます。

・資源循環型社会とは特別な事ではない。住民同志が「物を大切にする生活の知恵と工夫」を、知っている人から知らない人へ『一人の一歩から十人〜百人の一歩へ』と再利用を楽しみながら、人も物も適材に回って(サイクル)行く事で、<自分のごみ減らしが台東区のごみの減量>に繋がっていく実践活動が、住み良い社会に結びついていく事だと思います。

・蔵前リサイクルプラザには他区にまねの出来ない要因が多く有ります。工房活動に必要な材料や人材が集る。それらを有効に使って自分たちの活動費は独立採算で作り出せます。誰でも気軽に立ち寄り自分もやってみようと思う仲間が多く集る活動の場、さまざまな情報収集と提供が出来る発信拠点として開かれなければ成らないと言い続けて来ました。
私たちは、台東区独自のリサイクルプラザに発展していきたいと心より望んでいるものです。

  平成15年9月17日

 台東区議会議長
     堀 江 達 也 殿

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