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陳情01-6 旧上野出張所跡地の多目的活用を求めることについての陳情

受理年月日 令和元年5月21日 受理番号 陳情01-6
委員会付託日 令和元年6月4日 付託委員会 企画総務委員会
委員会審査日 令和元年10月2日
議決年月日 令和元年10月28日 議決結果 取り下げ許可
全員賛成
陳情01-6
  旧上野出張所跡地の多目的活用を求めることについての陳情

陳情元−6(写)
        旧上野出張所跡地の多目的活用を求めることについての陳情
 上野は、この10年、大きく変わりました。
 元々、観光客、買い物客が多い地域ですが、国立西洋美術館の世界遺産登録、パンダの誕生、アメ横ブーム、松坂屋の新館建設が、周辺住宅街の協力を得て、観光ブームに乗り、人の波です。正に、台東区経済の牽引車で、少子高齢化対応の区財政を支えていると自負しております。この勢いを、何としても持続しなければなりません。
 従って、その対策こそ、区の最重要課題であってほしいと願います。
 具体的には、多言語による観光センターは、上野に絶対必要な施設です。多くの観光客に、平時は、「道しるべ」になり、有事の際は、「命を守る防災センター」になる施設です。地理不案内のお客様を守ることは、一級の観光地の責務で、台東区の「花の心」の精神は、外来のお客様に対しても必要ではないでしょうか。
 上野界隈には、遊休地が無いだけに、京成上野駅前の16年間放置してきた区有地「旧上野出張所跡地」こそ、区のために活用すべき貴重な資産だと思います。区議会におかれましては、状況の変化をご賢察の上、当陳情の採択をお願い申し上げます。
陳情項目
@旧上野出張所跡地(87坪)の売却計画を中止し、観光客と上野地区の将来のため活用すること。
 理由  何が何でも、都に売りたい理由は何か。都は、上野公園整備のため「桜木亭買収計画」を進め、その代替地として区有地購入を希望し、区も合意したが、既に、金銭補償で買収に成功、公園整備が完了した。都は、区有地購入の必要性がなくなり、6年間も据え置かれた。区は、この現実を理解し、真に上野公園整備計画に協力する気があるのであれば、この際、占有していた公園地を返却して整備に協力すべきではないだろうか。
A区有地に、下町風俗資料館を移築し、防災観光センターの併設を。
 理由  下町風俗資料館は、暫定的に都有地を借り、40年間、無償で借りてきた。この度、老朽化と狭さによる危険性のため、大改修が必要になった今、幸い、近隣に遊休区有地(容積率600%の高度商業地)があるので、「建設時、無理して貸してもらった事情に感謝し、約束通り」返却すべきだ(区は、先日、同じ事情の歩道も返却した)。都公園当局も喜ぶだろう。又、都と区に陳情を出している上野地区の主要団体(区商店街連合会、上野観光連盟、上野中央通り商店街、上野地区町会連合会)の要望する「防災観光センター」を併設してほしい。
B区議会は、現地を視察し、区民(地元)の声も、必ず聞く機会を作ってほしい。その上で、結論を出してほしい。
 理由  この土地は、16年間も放置されてきたが、昨今の状況の変化(観光ブーム。大地震と大火災への備え)の必要性による地元の声だとご理解を頂きたい。この土地は、明治から150年間、公園地外の商業地で、隣接に10階建てのホテルもでき、坪700〜800万円の高価な土地を、都は、7億円も出す筈がないのに、「土地が欲しい地元を無視して、欲しがらない東京都に買え」との印象が否めない。しかも、最近、他の土地を買ってでも地元に協力するから、黙って売らせてくれと区の幹部の発言事実もある。文化行政を看板にし、防災第一の台東区の原点に戻るべきだ。
  令和元年5月21日
台東区議会議長
   石 塚   猛 殿