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陳情29-20 区内12施設にドライミストの導入を検討することについての陳情

受理年月日 平成29年10月16日 受理番号 陳情29-20
委員会付託日 平成29年11月24日 付託委員会 環境・安全安心特別委員会
委員会審査日 平成29年12月5日
議決年月日 平成29年12月19日 議決結果 不採択
全員賛成
陳情29-20
  区内12施設にドライミストの導入を検討することについての陳情

陳情29−20(写)
       区内12施設にドライミストの導入を検討することについての陳情
陳情の背景
 東京都では、平成28年6〜9月の間に4,702人が熱中症で救急搬送(東京消防庁HPより引用)された。都でもそれを解消するために打ち水などを提唱しているが、それに対する正しい方法が実施されておらず、顕著な効果があげられない状態にある。
 そこで、都内でも実績のあるドライミストを区内12施設で導入を検討することでその緩和が期待できると考え陳情した。
ドライミストについて
 ドライミストは、水を微細な霧の状態にして噴射し、蒸発する際の気化熱を利用して主に地上の局所を冷却する装置。水の粒子が16μmと小さいため素早く蒸発し、肌や服が濡れることがなく、その効果は、周囲の気温を2〜3度下げることができ、必要なエネルギー消費は、家庭用エアコンの約1/20である。さらに東京都の補助金を活用してドライミストを導入した施設には、秋葉原クロスフィールド、六本木ヒルズ、新丸ビル、東京スカイツリーなどがある。「Wikipediaより引用」
ドライミスト導入についての考察
 本区でドライミストを導入するにあたり、打ち水の効果が期待できる早朝や日没後の数時間の稼働となると思われる。さらにこの装置は、水を活用しての冷却となるために夏場の渇水にも対応できるよう大型雨水貯留槽のある上野小学校、谷中小学校、大正小学校、特別養護老人ホーム蔵前、隅田公園リバーサイドギャラリー、ケアハウス松が谷、環境ふれあい館ひまわり、台東保健所、石浜橋場こども園、生涯学習センター、台東複合施設いきいきプラザ、谷中防災コミュニティセンターの12施設が候補になると思われる。
 追記としてこの装置は、花粉症対策やインフルエンザが流行する冬の外気の湿度上昇にも期待できると思われる。
 以上より、区内12施設のドライミストの導入を検討することを陳情する。
  平成29年10月16日
台東区議会議長
   河 野 純之佐 殿