受理年月日 | 平成24年1月27日 | 受理番号 | 陳情24-2 |
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委員会付託日 | 平成24年2月6日 | 付託委員会 | 保健福祉委員会 |
委員会審査日 | 平成24年2月21日 | ||
議決年月日 | 平成24年3月21日 | 議決結果 | 不採択 賛成多数 |
陳情24-2 平成24年度の国民健康保険料の引き上げをやめ、安心して払える国民健康保険料へ改定を求めることについての陳情 陳情24−2(写) 平成24年度の国民健康保険料の引き上げをやめ、安心して払える国民健康保険料へ改定を求めることについての陳情 「陳情趣旨」 区民のいのちとくらしを守るための日頃からのご尽力に敬意を表します。 平成23年度から国民健康保険制度の広域化の流れに適応するとのことで、特別区の国民健康保険の賦課方式見直しが行われ、住民税方式から「旧ただし書き方式」に移行しました。移行に際しての説明は十分でなく、区民に大きな不安や不満を与えました。 東京社会保障推進協議会が昨年7〜8月に実施したアンケート調査では回答のあった13区で49,113件の苦情・問い合わせが各区役所に殺到しました。 アンケートの中には、収入が減ったのに「国民健康保険料が上がった」人は、45.9%にも上がっています。特に、年金などの収入が減少しているにもかかわらず国民健康保険料が値上げされたことは、いっそう生活を脅かしています。 障害者控除や扶養控除がないことは、多人数世帯への負担増となっています。2年間の経過措置はありますが、対象者はわずかです。 現在でも高すぎる保険料のため、滞納世帯は2割余に及んでいます。そして、滞納者への短期被保険者証・被保険者資格証明書の発行も増えています。 今年度に続く保険料の引き上げは、さらなる受診抑制を広げ、憲法第25条で明記された健康で文化的な生活を営む権利を奪い、国民皆保険制度を崩す危険があります。 「陳情事項」 1、国民健康保険料の2年連続の引き上げはやめてください。とりわけ所得水準の低い所帯や扶養家族の多い所帯、障害者のいる世帯への特段の配慮を求めます。 2、保険料負担増を抑えるため、国や都に必要な財源措置を求めてください。 以上 平成24年1月27日 台東区議会議長 青 柳 雅 之 殿 |