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陳情22-29 緊急宿泊施設の改善についての陳情

受理年月日 平成22年9月7日 受理番号 陳情22-29
委員会付託日 平成22年9月10日 付託委員会 保健福祉委員会
委員会審査日 平成22年9月29日
議決年月日 議決結果 審議未了
陳情22-29
  緊急宿泊施設の改善についての陳情

陳情22−29(写)
             緊急宿泊施設の改善についての陳情
[陳情の理由]
 台東区は都内4か所の無料低額宿泊所と契約し、住所不定者が生活保護を申請し決定が出るまでの間など、緊急宿泊施設(以下「緊泊」とする)として活用しています。
 しかし、施設の環境や利用者との契約内容、利用する期間の長期化など、改善すべきと思われる点が数多く見受けられ、「緊泊」から再び路上生活に戻ってしまう、「緊泊」入所を嫌い生活保護申請そのものを諦めてしまう…などの事態が生まれています。これでは、せっかく確保した施設の役割が果たせないのではないでしょうか。
 そこで、台東区が以下の改善を行うよう、要望いたします。
[陳情の主旨]
1.住所不定者等が生活保護申請を行うと、「緊泊」入所しかない、というような現在の台東区のやり方は問題です。本人の意見を十分聞いて、自立生活に向かう方針を立てて、当面の居所について選択をさせてください。
2.契約している「緊泊」施設について、居住環境を定期的に調査し、必要な改善を施設に行う指導をしてください。また、入所者が担当ケースワーカー等に、施設の問題点についての指摘や改善要求を行った場合、すみやかに事実関係を調査し、道理があれば改善するよう指導してください。
3.「緊泊」入所者の入所期間を短縮するため努力してください。とくに、住所不定生活期間が短い人等については、一律に簡易宿泊所に移転する方針をとらず、直接アパート入居など住居を構えられるようにしてください。
4.「緊泊」入所者への生活保護費は、本人に直接払うことを原則にしてください。自立の妨げになる「施設への直接払い」はやめてください。
5.保護決定・変更通知は、「緊泊」入所者にも必ずわたしてください。
                                   以上
  平成22年9月7日
台東区議会議長
   鈴 木   茂 殿