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陳情15-40 ボートピア(競艇場外券売所)の設置推進についての陳情

受理年月日 平成15年6月3日 受理番号 陳情15-40
委員会付託日 平成15年6月6日 付託委員会 企画総務
委員会審査日 平成15年6月20日
議決年月日 平成15年6月25日 議決結果 不採択
賛成多数
陳情15-40
  ボートピア(競艇場外券売所)の設置推進についての陳情

陳情15−34〜43(写)

  ボートピア(競艇場外券売所)の設置推進についての陳情(10件)

かつての浅草は朝から夜遅くまで活況を呈しておりました。観音様、映画、大衆芸能、花やしき、各種見世物、吉原、等々、来街者が下町の人情の機微に触れ、一日中いても飽きない楽しいところだったと思います。それ故、人々が長く滞留し、回遊性も高く、飲食店、商店は盛んでありました。しかし、テレビの普及により、映画産業、大衆演劇等の興行は一気に衰退し、この度も、それを象徴するように、映画館の東映も閉館いたします。
 私たちも他力に依存する心を抑え、必死に努力しております。しかしながら、私たちの努力だけで来街者を増やし、かつての浅草を取り戻すことは大変難しいことです。
浅草のまちの面白さ、醍醐味とは、種種雑多な業種が軒を連ね、娯楽性と持て成しの心に満ちたアミューズメントの空間であることだと考えます。
 このたび事業者から示されたボートピア計画は、公営競技と名の付いている娯楽なのです。ただ単にギャンブルというイメージの嫌悪感で一蹴することは極めて軽率なような気がします。私たちは浅草をギャンブルの街にしようとは思っておりません。何事も柔軟に受け入れる寛容さをもつ浅草らしさで、事業者に対しギャンブル性の抑制と娯楽性を高めた施設運営を求め、施設がもたらす負の部分をなくす努力に対してむしろ我々が積極的に協力していく精神が重要であると存じております。
 仄聞んするところ、ボートピアが建設された場合、環境整備資金が提供されるとのことです。それゆえにボートピア設置が賛成だと申し上げるつもりは毛頭ありませんが、ボートピア関係者が施設の設置とともに地元の発展に寄与したいという意思を示したことには率直に感謝したいと思います。それらの資金を活用して快適さの行き届いたインフラ整備を行い、台東区発展のための新しい街づくりを真剣に考え、実行して行きたいと考えております。
 過去においても、競輪車券売場、公営船橋競馬平日券売揚の設置に反対された経緯がございました。密かにその対案を期待しておりましたが、いまだに具体的な提案がされておりません。私たちも真剣に考えておりますが、多額な資金が必要なことばかりで、残念ながらいまだに名案が浮かんでまいりません。今度も計画反対のご意見があることは承知しておりますが、1日、5000人からの集客が見込める施設の 300日以上の開催、そして、施設関係物品の地元調整、又、地元からの優先雇用は必ず浅草繁栄の一助になると確信して設置推進をしております。
 どうぞ区議会におかれましては、浅草再生に対する私どもの思いを受け止めていただき、ボートピア計画にぜひご賛同くださるようお願いいたします。

  平成15年6月3日

 台東区議会議長
     堀 江 達 也 殿