受理年月日 | 平成16年9月24日 | 受理番号 | 陳情16-28 |
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委員会付託日 | 平成16年11月25日 | 付託委員会 | 企画総務 |
委員会審査日 | 平成12年12月10日 | ||
議決年月日 | 平成16年12月14日 | 議決結果 | 不採択 賛成多数 |
陳情16-28 原発震災を防ぐための施策を要請する国への意見書提出を求めることについての陳情 陳情16−28(写) 原発震災を防ぐための施策を要請する国への意見書提出を求めることについての陳情 陳情事項 「原発震災」を未然に防止するため、直下で巨大地震が想定されている地域にある原発の運転を、即刻停止するよう要請する、国への意見書を提出してください。 陳情理由 マグニチュード8を超えると政府が発表し、『いつ発生してもおかしくない』と多くの研究者が警告する巨大地震(東海地震)が、静岡県にある浜岡原子力発電所(中部電力株式会社)の直下で起ころうとしています。浜岡原発は現在4機が稼動中、さらに1機が試験運転中です。 世界で初めて原発が巨大地震に襲われると予測されているにも関わらず、『絶対に安全』と繰り返すばかりの政府、地方自治体および電力会社。住民の不安は募るばかりです。『原発震災』が起これば、震災による被害者の救出もままならず、多くの助かるべき人命が見捨てられます。そればかりか、放射能による環境汚染は、日本国内にとどまらず地球規模の環境破壊となって食と生活を脅かし、子々孫々にいたるまでその悲惨な影響は尾をひくでしょう。経済的、社会的な影響も計り知れません。 人間の力で地震の発生を止めることはできなくても、原発は止めることができます。技術を過信せず、自然の脅威に対して謙虚であって欲しい。原発震災を防ぐため、人の命と安全に責任ある立場の方々に、浜岡原発の運転を停止する施策を要請する意見書を提出してください。 以上、よろしくお願いいたします。 平成16年9月24日 台東区議会議長 伊 藤 萬太郎 殿 |